素町高架下商店街の中で一番古い喫茶店。マスターの山下は八十代と高齢だが、現役で美味しい珈琲を入れてくれる。この店が登場する作品は
→「ある町の風景」by木村縦雄
高架下の狭いスペースにある謎のレトロな映画館。昔ながらの駄菓子がもらえるかも。この映画館が登場する作品は
→「追想キネマ」by長月琴羽
もともとはゲーム関連の中古品を使っていたが、今では何でも売買。売りに行くと損をする。この店が登場する作品は
→「日記の隙間」by矢野無村
夕暮れ、何かが現れるかもしれない場所。このスポットが登場する作品は
→「かげあそび」by日廻小夜
当初はおもちゃ屋だったが、90年代末に2代目の坂本がアナログ/テレビゲーム特化にシフトした。この店が登場する作品は
→「インスト」by五三一〇
屋台ラーメンをやっていたが、高架下商店街発展の中で店舗を構えることになった。店長の細は2代目。この店が登場する作品は
→「高架下商店街 出張報告書」by n.n.
皆様の家庭の延長。無名の有名人のサインがたくさん貼ってあります。この店が登場する作品は
→「俺様食堂」by菅江真弓
？？を売る店。この店が登場する作品は
→「古物商い」by一色あい
素町高架下商店街、通称「ソッコー」。戦後の闇市から発展し、80年代～90年代に現在の高架下の形に落ち着いた。
高架下のため狭く、老朽化が進んでいるが、地元の住民から愛され続けている。
この架空の高架下商店街を舞台とすること。その制約だけで作られたアンソロジー。作者それぞれが膨らました商店街の世界感を楽しんでいただければ幸いです。